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【合格体験記】BIM知識0からBIM利用技術者2級に合格しました!

2025.02.12

【合格体験記】BIM知識0からBIM利用技術者2級に合格しました!

Technicalnote 技術情報

こんにちは、経営管理本部のTです。
私は前職では建築業界とは異なる業界で働いており、BIMや建築に関する知識は全くありませんでした。
そこで、BIMの基礎を学ぶために「BIM利用技術者2級」に挑戦し、この度無事に合格しました!
今回は、その勉強方法を一例として共有したいと思います。

結論

建築・BIM知識0からBIM利用技術者試験に合格するため、下記の教材を使用しました。
おすすめ教材
建築・BIMの教科書 BASIC-Ⅰ改訂2版(建設物価調査会刊)
サンプルの過去問

受験前の筆者のレベルと受験結果

試験勉強を始める前は、BIMやCADは名前を聞いたことがある程度の知識しかありませんでした。もちろんBIMやCADのソフトを利用した経験はありません。そんな私でも約3週間ほどの学習期間で合格することができました。

BIM利用技術者試験2級とは

BIM利用技術者試験2級について簡単に説明します。
BIM利用技術者試験2級は、BIMを活用するために必要な基本的な知識と操作技術を持つことを証明する資格です。BIM初心者やこれからBIMを業務で使いたいと考えている方が対象です。

2級試験では、以下のような内容が問われます。
試験内容
■BIMの基礎
BIMとは、BIMの基礎
■BIMの実践
建物のライフサイクル全体で利用されるBIM、計画・設計段階におけるBIM、施工段階におけるBIM、BIMの国内外での活用状況
■BIMと人材
BIM技術者の役割、オーナー・ユーザーのBIM利用
■BIMの発展
BIMの標準化と情報流通、BIMへの期待

受験資格
制限等はなく、誰でも受験可能です。

試験形式
試験方法: CBT(Computer Based Testing)形式
試験時間: 60分
出題形式: 選択問題&○×問題(45問程度)・選択穴埋め問題(15問程度)
合格基準: 各分野5割以上の正解、および総合7割以上の正解が合格基準

合格率
90%程度

具体的な勉強方法について

BIM利用技術者試験2級の合格率は90%と高いですが、それでも勉強せずに合格するのは難しいと感じました。試験自体は思ったより簡単ではなく、勉強が必要だと感じました。しかし、教科書を読み、過去問を解くことで、多くの人が合格できると思います。

学習の流れですが、私の場合、まず過去問をダウンロードして1度全ての問題を解いていきました。
1度全ての問題を解いていくことで試験の全体像が掴めるていきました。
過去問には回答が付いていませんので、次に教科書を使用し勉強します。この教科書から問題が出題されるので、必然的に過去問の答えも教科書の中に含まれています。教科書を読みながら、過去問の答えを調べていきます。

文章が多いため、すべてを暗記することは難しいですが、教科書内の各標題下に書かれているキーワードに注目して覚えるようにするのがポイントです。キーワードを覚えることで、重要なポイントを効率よく押さえることができます。

過去問で正答率が8割になり、教科書を何度も読み込めば合格圏内です。

最後に

今回はBIM利用技術者2級試験対策の一例として、おすすめの教材や勉強方法についてまとめてみました。
皆さんの参考になれば幸いです!

BIM人材の育成・確保は建設業界全体の課題ですが、キャディアンでは高いスキルを持ったBIM人材が在籍しています。またお客様のご要望に合わせたサービス提供が可能ですので、BIMの外注でお悩みのお客様がいらっしゃいましたら、まずはキャディアンまでお問い合わせください。

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