2024.12.04
足場業界でよく使う専門用語を解説 ~ボックスカルバートとは~
技術情報
お世話になっております。キャディアンです。皆様は地中に眠る化石にロマンを感じたことはありませんか?通常、地面の下は掘ってみるまで何があるかわかりませんが、その“わからない”というのが魅力の一つなのかもしれませんね。今回はそんな地面の下に埋まっている資材についてご紹介します。
地面の下にはいろいろなものが埋まっています
地面の下には水脈や化石燃料等の自然のものから地下街や鉄道等の人工物まで様々なものがあります。その中でも上下水道、電気、通信、都市ガスなどインフラ関係のものも埋まっていることが多く、生活を支える重要な役割をしています。
配管やケーブルの埋め方
上下水道、電気、通信、都市ガスなどは配線や配管で供給されます。その配線や配管をむき出しで地面に埋設すると、すぐに劣化してしまいますので、コンクリートの箱で囲い、配線や配管が劣化しないようにします。そのコンクリートの箱をボックスカルバートと言います。
ボックスカルバートについて
先ほどボックスカルバートは配線や配管が劣化しないよう保護するためのものとお伝えしましたが、それ以外にも人や車の通行路にしたり、水路などいろいろなことに活用されています。ボックスカルバートの使用した施工では、周辺の盛土の締固めや地盤の状態、降雨による影響が大きく関係するため、しっかりとした根拠のもと、充分な地盤調査が必要です。
まとめ
周辺地盤の調査については、3Dデータを活用することで、生産性を向上させることができます。3Dデータだと完成イメージを視覚的に確認できるため、設計ミスを発見しやすくなります。また、実際の施行状況をシミュレーションすることで、最適な工法を選ぶ判断材料にもなります。3Dデータを活用の活用にご興味ございましたら、ぜひキャディアンにご相談ください。
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